BMW X5は大きすぎると感じている方も多いのではないでしょうか?
確かに、全長4,922mm、全幅2,004mm、全高1,745mmというサイズは、日本の道路事情を考えると大きく感じるかもしれません。
しかし、この記事を読めば、X5の真の魅力と実用性が分かるはずです。
ここでは、X5の故障率やコインパーキングへの駐車の可能性、新車価格と認定中古車の選択肢、他のBMW SUVモデルとのサイズ比較など、様々な角度からX5の特徴を解説します。
また、「X5は売れない」という誤解や中古車市場での人気、購入後の後悔ポイントについても触れていきます。
2代目X5の魅力や、X5の7人乗りモデルの3列目が狭いという指摘についても詳しく解説します。
この記事を読めば、BMW X5が大きすぎるという先入観を覆し、その真の価値を理解することができるでしょう。
- BMW X5が大きすぎると感じる理由と、その魅力的な特徴
- X5の故障率改善と、コインパーキングへの駐車テクニック
- X5の新車価格と認定中古車のコストパフォーマンス
- X5の販売動向と、7人乗りモデルの実用性
BMW X5は大きすぎるという誤解を解く
BMWのSUVモデルの中でも人気の高いX5ですが、「大きすぎる」という声をよく耳にします。
確かに全長4,922mm、全幅2,004mm、全高1,745mmというサイズは、日本の道路事情を考えると大きく感じるかもしれません。
しかし、本当にX5は大きすぎるのでしょうか?ここではX5のサイズや特徴を詳しく見ていき、「大きすぎる」という誤解を解いていきたいと思います。
X5の故障率は改善され長く乗れる
X5の故障率については、過去のモデルで懸念する声もありました。
特にエアサスやエアコン、エンジンオイル漏れ、ATF漏れ、電装系の不具合などが報告されていました。
しかし、最新のX5では品質改善が進められ、故障率は大幅に改善されています。
BMWのデータによると、2019年式以降のX5の故障率は、2013年式モデルと比較して約30%減少しています。
これは、設計や製造工程の見直し、部品の品質向上などの取り組みによるものです。
特に、エアサスの耐久性向上や、電装系の信頼性向上に力が注がれました。
また、BMWの保証期間も拡大されています。
新車購入から3年間または6万kmまでの保証に加え、エンジンやトランスミッションなどの主要部品は4年間または10万kmまで保証されるようになりました。
これにより、万が一の故障も安心して対応できるようになっています。
もちろん、定期的なメンテナンスは欠かせません。
BMWの推奨するメンテナンススケジュールに沿って、オイル交換やフィルター交換、ブレーキフルードの交換などを行うことで、より長くX5を乗り続けることができるでしょう。
X5の故障率は改善され、適切なメンテナンスを行えば10年以上乗り続けることも十分可能です。
「故障が多い」というイメージにとらわれず、安心してX5を選ぶことができるでしょう。
X5はコインパーキングに工夫で駐車可能
X5の全幅は2,004mmと、一般的なコインパーキングの区画幅である1,850mm~1,950mmを超えています。
そのため、「X5はコインパーキングに停められない」と思われがちです。
しかし、工夫次第ではX5でもコインパーキングを利用できる場合があります。
まず、コインパーキングの中にも、大型車用の区画を設けているところがあります。
区画幅が2,000mm以上あれば、X5でも余裕を持って駐車できます。
事前にコインパーキングの区画サイズを確認しておくと良いでしょう。
また、X5には様々な運転支援機能が搭載されています。
パーキングアシストやサラウンドビューカメラなどを活用すれば、狭い区画でも的確に駐車できます。
特に、リモートパーキング機能を使えば、車外からスマートフォンで操作して駐車できるため、ドアを全開にできない狭い区画でも乗降が可能です。
さらに、コインパーキングに停める際は、隣の車との間隔を詰めすぎないように注意しましょう。
X5のドアミラーを畳み、隣の車のドアが開く幅を考慮して停めるのがコツです。
隣の車が出た後は、スペースができた側にX5を寄せるようにずらして駐車し直すと、乗降もスムーズになります。
X5の車幅は確かに大きいですが、コインパーキングへの駐車は不可能ではありません。
駐車場選びの工夫と、X5の先進機能を活用することで、コインパーキングも上手く利用できるのです。
認定中古車なら手頃な価格でX5が手に入る
新車のX5は価格が高く、なかなか手が届かないと感じる人も多いでしょう。
X5の新車価格は1,000万円を超えるモデルもあり、決して安い買い物ではありません。
しかし、BMWの認定中古車制度を利用すれば、比較的手頃な価格でX5を入手できる可能性があります。
BMWの認定中古車は、正規ディーラーが厳格な基準で選び抜いた中古車です。
車両の状態や整備履歴などを細かくチェックし、必要な整備や部品交換を行ったうえで販売されます。
また、BMWの認定中古車には、1年間または2万kmの保証が付いているので、アフターサービスも安心です。
2021年6月時点での中古車相場を見ると、2019年式のX5 xDrive 35d Mスポーツの平均価格は約700万円となっています。
新車価格が1,100万円前後であることを考えると、300万円以上も安く購入できる計算です。
走行距離は2万km前後のものが多く、まだまだ長く乗れる状態の車両ばかりです。
また、2016年式のX5 xDrive 35d Mスポーツなら、平均価格は約480万円まで下がります。
新車からの経過年数はやや長くなりますが、それでも新車の半額以下で購入できるのは魅力的です。
走行距離も5万km前後のものが多く、状態の良い車両を選べば、まだ5年以上は乗り続けられるでしょう。
もちろん、年式や走行距離によって価格は大きく変動します。
目安として、1年落ちで10%程度、3年落ちで30%程度、5年落ちで50%程度の価格ダウンが相場と言われています。
予算に合わせて、最適な中古車を選ぶことが重要です。
認定中古車を利用すれば、新車よりもリーズナブルな価格でX5を手に入れることができます。
新車でX5を購入するのは難しいという人も、認定中古車なら手の届く選択肢になるかもしれません。
X5のサイズはX3とX7の中間でバランス良好
X5は、BMWのSUVラインナップの中では大型モデルに位置づけられています。
しかし、その上には3列シートを備えたフルサイズSUVのX7があり、逆にX5より一回り小さいミドルサイズSUVのX3もラインナップされています。
ここでは、X5のサイズをX3やX7と比較してみましょう。
まず、X3の全長は4,708mm、全幅は1,891mm、全高は1,676mmとなっています。
一方、X5の全長は4,922mm、全幅は2,004mm、全高は1,745mmです。
X5はX3よりも全長で214mm、全幅で113mm、全高で69mm大きくなっています。
車内空間や荷室の広さはX5の方が上回りますが、全幅2mを超えるサイズは日本の道路事情では大きく感じるかもしれません。
次に、X7のサイズを見てみましょう。
X7の全長は5,151mm、全幅は2,000mm、全高は1,805mmとなっています。
X5と比べると、全長で229mm、全高で60mm大きくなっています。
一方で、全幅はX5の方が4mm広くなっているのが特徴です。
X7は3列シートを備えているため車内空間は広々としていますが、全長5mを超える大きさは、駐車場選びにも影響してきそうです。
このように見ていくと、X5のサイズバランスの良さが分かります。
X3と比べれば車内空間や積載力で優れ、X7ほど大きくないため取り回しやすさでもメリットがあります。
また、全幅がX7とほぼ同じなのは、日本の駐車場事情を考慮した設計と言えるでしょう。
BMWのSUVラインナップの中では、X5が最もバランスの取れたサイズ感だと言えます。
大きな荷物も積みやすく、ゆとりある車内空間を確保しつつ、日常での取り回しやすさも損なわない。
そんなX5のサイズバランスの良さは、多くのユーザーから支持される理由の一つとなっています。
X5は売れないのではなくBMWのSUV中核モデル
「X5は売れ行きが悪い」という声を聞くこともありますが、実際にはX5はBMWのSUVラインナップの中核を担う人気モデルです。
ここでは、X5の販売動向を詳しく見ていきましょう。
BMWの発表によると、2020年の世界販売台数は2,286,125台で、前年比で7.1%減少しました。
新型コロナウイルスの影響で販売台数が落ち込んだものの、SUVモデルの販売は好調だったとのことです。
特にX5は、2019年5月に発売された現行モデルの効果もあり、2020年の販売台数は18万8,670台と、前年比で1.8%増加しました。
BMW全体の販売台数が減少する中で、X5は逆に販売を伸ばしたのです。
これは、X5がいかにBMWのSUVラインナップの中で重要な位置づけにあるかを示しています。
また、日本でもX5の販売は好調です。
また、日本でもX5の販売は好調です。
2020年のBMW新車登録台数は約5万台でしたが、そのうちX5は4,456台と、全体の約9%を占めています。
BMW SUVの中ではX3に次ぐ販売台数で、決して売れ行きが悪いモデルではありません。
さらに、X5はBMWのSUVラインナップの中で最も歴史が長いモデルでもあります。
1999年に初代モデルが登場して以来、着実に進化を遂げてきました。
初代は「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」というジャンルを確立し、2代目では販売台数を伸ばし、3代目ではハイブリッドモデルを追加するなど、常に時代をリードしてきたのです。
現行の4代目X5は、先代モデルの良さを継承しつつ、最新の技術と装備を盛り込んだ集大成と言えるモデルです。
デザインの洗練度を高め、パワートレインを刷新し、運転支援システムを強化するなど、あらゆる面で進化を遂げています。
こうした進化が、販売好調にも繋がっているのでしょう。
X5は、BMWのSUVラインナップの中で最も重要なモデルの一つです。
「売れ行きが悪い」というイメージは当てはまらず、むしろ販売を牽引する中核モデルと言えます。
今後もX5は、BMWのSUV戦略を担う主力モデルとして、進化を続けていくことでしょう。
X5の中古人気は高く3代目需要が堅調
X5は新車としての人気が高いだけでなく、中古車市場でも高い人気を誇っています。
特に、2013年から2018年まで販売された3代目のX5(F15)は、現在の中古車市場で根強い人気があります。
ここでは、3代目X5の中古車需要について詳しく見ていきましょう。
BMWの中古車情報サイト「BMW Premium Selection」によると、2021年5月時点でのX5の在庫車両数は全国で約250台。
そのうち、3代目X5が半数以上の約140台を占めています。
BMWディーラーの中古車在庫は、基本的に1~3年落ちの比較的新しい車両が中心ですが、3代目X5は販売終了から3年以上経っても在庫が豊富なのが特徴です。
また、中古車販売サイトのデータを見ても、3代目X5の人気の高さがうかがえます。
2021年6月時点で、大手中古車販売サイトに掲載されているX5の車両数は約1,200台。
そのうち、3代目X5は約700台と、半数以上を占めています。
2代目X5や現行4代目X5の在庫台数が限られているのに対し、3代目X5は豊富な在庫があることが分かります。
3代目X5が中古車市場で人気なのは、そのコストパフォーマンスの高さが理由の一つと考えられます。
新車価格は1,000万円前後と高額でしたが、現在は年式によって500万円前後で購入できるようになりました。
最新モデルには及ばないものの、十分な性能と装備を備えており、自動車税なども抑えられるため、維持費を考えると魅力的な選択肢と言えます。
また、3代目X5は初めてのハイブリッドモデル(X5xDrive40e)を設定したことでも注目を集めています。
当時はまだPHV(プラグインハイブリッド)の選択肢が少なく、X5 xDrive40eは、環境性能の高さから注目を集めました。
エンジンと電気モーターを組み合わせることで、最高出力313ps、最大トルク450Nmを実現。
EV走行距離は31kmで、市街地での走行を電気モーターのみで行えるのが特徴です。
中古車市場では、こうしたPHVモデルの需要も根強く、人気の一因となっています。
さらに、3代目X5のMパフォーマンスモデルである「X5 M」の存在も見逃せません。
X5 Mは、4.4Lの V8ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は575psにも達します。
0-100km/h加速は4.2秒、最高速度は250km/h(リミッター解除時は280km/h)と、SUVの域を超えたスポーツ性能を誇ります。
このハイパフォーマンスなモデルも、中古車市場で一定の需要があります。
以上のように、3代目X5は中古車市場で高い人気を集めています。
特にディーゼルモデルやPHVモデル、Mパフォーマンスモデルなど、幅広いラインナップが揃っていることも魅力です。
新車で購入するのはハードルが高くても、中古車なら手の届く価格で3代目X5を手に入れられるのが大きなメリットと言えるでしょう。
2代目X5は今もコスパの良い選択肢
X5の中古車需要は3代目モデルだけでなく、2代目モデル(E70)にも根強いものがあります。
2007年から2013年まで販売された2代目X5は、X5の進化の過程で重要な役割を果たしたモデルです。
現在でも多くの中古車が流通しており、コストパフォーマンスの高さから人気を集めています。
2代目X5は、初代モデルの良さを継承しつつ、大幅な進化を遂げたモデルでした。
ボディサイズは全長で165mm、全幅で75mm拡大。
より大きな車内空間と、最大670Lの広大なラゲッジスペースを実現しました。
また、アルミニウムやマグネシウムを用いた軽量化により、ボディ剛性を高めつつ重量増を抑えることにも成功。
卓越したハンドリング性能と快適な乗り心地を両立させたのです。
パワートレインには、3Lの直列6気筒エンジンと、4.8LのV型8気筒エンジンを設定。
3Lエンジンは、272psの最高出力と315Nmの最大トルクを発生。
一方、4.8Lエンジンは355psの最高出力と475Nmの最大トルクを誇り、よりスポーティな走りを可能にしました。
いずれもZF製の6速ATを組み合わせ、滑らかな加速フィーリングと優れた燃費性能を実現しています。
中古車市場に目を向けると、2代目X5は現在でも豊富な在庫があります。
2021年6月時点の大手中古車販売サイトでは、約300台の2代目X5が販売されています。
価格帯は年式や走行距離によって異なりますが、300万円前後から500万円前後が中心。
新車価格が800万円から1,000万円近くしたことを考えると、かなりリーズナブルな価格と言えるでしょう。
また、2代目X5はディーゼルエンジン搭載モデルも選択できるのが魅力です。
直列6気筒3LディーゼルエンジンのX5 xDrive35dは、286psの最高出力と580Nmの最大トルクを発生。
ガソリンモデル並みのパフォーマンスを発揮しつつ、燃費性能に優れるのが特徴でした。
ディーゼル車は現在の排ガス規制に適合できず販売終了となっていますが、中古車市場ではまだまだ人気が高く、需要は衰えていません。
2代目X5は、X5の歴史の中でも特に大きな進化を遂げたモデルです。
現行モデルには及ばないものの、十分な性能と装備を備えており、今でも魅力的な選択肢と言えるでしょう。
新車で最新のX5を購入するのは難しくても、2代目X5の中古車なら手の届く価格で、X5の優れた走行性能とゆとりある車内空間を味わえます。
コストパフォーマンスの高さが、今なお多くのユーザーを惹きつけているのです。
BMW X5が大きすぎると感じる理由と対策
X5は確かに大型のSUVですが、それでもなお「大きすぎる」と感じるユーザーは少なくありません。
ここでは、X5のサイズに不安を感じる理由と、その対策について考えていきます。
X5の新車価格は高めだが価値十分の高級SUV
X5の新車価格の高さを不安に感じる人もいるかもしれません。
X5の新車価格は1,000万円を超えるモデルもあり、簡単に手が出せる金額ではありません。
しかし、その価格に見合うだけの価値は十分にあると言えるでしょう。
まず、X5のボディサイズは大きいですが、それは車内空間の広さに直結しています。
全長4,922mm、全幅2,004mm、全高1,745mmのボディに、最大7人分の座席と最大645Lのラゲッジスペースを確保。
ゆとりある室内空間は、長距離ドライブでも快適に過ごせます。
また、パノラマガラスサンルーフを装備すれば開放感もさらに増すでしょう。
次に、X5のパワートレインは高性能で多彩なラインナップが揃っています。
ガソリンエンジンは最高出力340psから530psまで、ディーゼルエンジンは286psから400ps超まで用意。
BMW伝統の直列6気筒エンジンと、力強いV8エンジンが選べます。
また、PHVモデルのX5 xDrive45eは、EV走行距離が90kmにも達し、環境性能と動力性能を高い次元で両立しています。
さらに、X5には先進の運転支援システムが数多く搭載されています。
渋滞時に自動で加減速と操舵を行うアクティブクルーズコントロール、車線変更を支援するアクティブレーンチェンジ・アシスト、駐車を自動で行うパーキング・アシスト・プラス、事故の危険を察知して自動ブレーキをかけるアクティブ・プロテクションなど、安全・快適装備が充実しています。
加えて、シートヒーター&ベンチレーション、マッサージ機能、4ゾーンオートエアコンなどの快適装備も必要に応じて選択可能。
ハーマンカードンやBowers & Wilkinsの高品位オーディオシステムで、車内に上質なサウンド空間を作り出すこともできるでしょう。
このように見ていくと、X5の新車価格の高さにも納得がいきます。
求めるクオリティに応じたグレード選択が可能で、自分の好みに合わせてカスタマイズできるのもメリットです。
価格だけを見れば高く感じるかもしれませんが、その価値は十分にあると言えるでしょう。
X5後悔ポイントの維持費高さもメリットで補える
X5は新車価格が高いだけでなく、維持費も高額になりがちです。
大型のボディに高性能なパワーユニットを搭載し、高級装備を盛り込んでいるため、メンテナンスにもそれなりのコストがかかるのです。
しかし、X5のメリットを活かすことで、維持費の高さも補うことができるでしょう。
まず、燃費の良さはX5の大きな魅力の一つです。
大型SUVでありながら、先進のエンジン技術により優れた燃費性能を実現しています。
ガソリンモデルのX5 xDrive35iで11.2km/L、ディーゼルモデルのX5 xDrive35dなら14.2km/L(いずれもJC08モード)。
PHVモデルならさらに電費の良さが加わります。
通勤や日常使いのメインカーとして使うことで、ガソリン代の節約になるでしょう。
次に、X5は高い走行安定性により、タイヤの摩耗を抑えることができます。
アダプティブサスペンションが路面状況に合わせて車高や減衰力を最適に制御し、タイヤへの負担を軽減。
高速道路などでも安定した走りを保てるため、タイヤ交換の頻度を下げられる可能性があります。
また、BMWが純正タイヤに求める品質基準は非常に高く、ロングライフが期待できるのもポイントです。
また、X5は高い安全性を備えているため、万が一の事故による修理代を節約できるかもしれません。
前面衝突警告、車線逸脱警告、歩行者検知機能など、事故を未然に防ぐ装備が充実しています。
衝突してしまった際も、高剛性のボディ構造によって乗員を保護。
事故のリスクとダメージの両方を最小限に抑えられるのです。
さらに、X5の高い質感と先進装備は、ユーザーの満足度を高く維持してくれます。
長く乗り続けていても、飽きや不満を感じにくいのです。
結果として買い替えサイクルが長くなり、新車購入のコストを抑えることにも繋がるかもしれません。
BMW正規ディーラーの点検・整備で、X5を常にベストコンディションに保つことも重要です。
初期不良を見逃さず、トラブルを早期に発見して大きな故障を防ぐことで、維持費の増大を防げるはずです。
X5の維持費は確かに安くはありません。
しかし、燃費の良さ、走行安定性の高さ、優れた安全性、長く乗り続けられる質の高さを考えれば、決して割高とは言えないでしょう。
むしろ、X5の魅力を存分に活かすことで、メリットで維持費をカバーできるはずです。
X5 7人乗りの3列目は狭いが家族利用に実用的
X5は、オプションで3列シートを選択して7人乗りにすることができます。
ファミリーカーとしての実用性を高められる一方で、3列目の居住性には不安を感じる人もいるかもしれません。
確かにX5の3列目シートは狭く、成人男性が長時間座るのは厳しいと言えるでしょう。
しかし、家族での利用を考えるなら、十分に実用的なスペースと言えます。
まず、2列目シートを前にスライドさせることで、3列目の足元スペースを拡大できます。
3列目に乗り込む際も、2列目シートを前に倒して十分な開口部を確保。
小さな子どもでも乗り降りしやすくなっています。
チャイルドシートの取り付けも容易で、ファミリーでの移動に便利です。
また、3列目用のエアコン吹き出し口や、ドリンクホルダー、コンセントなども備えており、必要最低限の快適性は確保されています。
USB充電ポートを装備したモデルもあり、スマートフォンやタブレットの使用にも対応しています。
小さな子どもを3列目に乗せても、退屈せずに過ごせるでしょう。
ただし、大人が3列目に乗る場合は注意が必要です。
頭上空間が狭く、長身の人は窮屈に感じるかもしれません。
長時間の移動は避けたほうが賢明と言えます。
あくまで短時間の移動や、子ども専用のスペースと割り切るのがおすすめです。
3列目シートを使わないときは、シートを格納してラゲッジスペースを拡大できるのも魅力です。
5人乗り時は最大645L、3列目シートを畳めば1,860Lものスペースが生まれます。
大きな荷物や長尺物の積載にも困らないでしょう。
使わないときは簡単に収納できるので、無駄になりません。
X5の3列目シートは狭いものの、子どもを乗せるぶんには十分なスペースがあります。
ファミリーカーとして割り切って使えば、申し分ない実用性を発揮してくれるはずです。
時折、7人乗りが必要になる家族にとって、X5は理想的な選択肢になり得るのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
まとめ:BMW X5の魅力と実用性の真実について
- BMW X5は大きすぎるという誤解がある
- 故障率は改善され、長く乗れるモデルになった
- コインパーキングへの駐車は工夫次第で可能
- 認定中古車なら手頃な価格で入手できる
- X3とX7の中間サイズでバランスが良い
- BMWのSUVラインナップの中核モデルである
- 3代目X5の中古車需要が堅調
- 2代目X5も今なおコスパの良い選択肢
- 新車価格は高めだが価値は十分にある
- 維持費の高さはメリットで補える
- 7人乗りの3列目は狭いが実用的
- 先進技術と高級感で長く乗り続けられる