レクサスCTは、レクサスブランドのエントリーモデルとして人気を集めるコンパクトハッチバックです。
しかし、一部では「恥ずかしい」「見栄っ張り」といったネガティブな評価を受けることもあります。
レクサスCTは本当に恥ずかしい車なのでしょうか?
その真相に迫ります。
この記事では、レクサスCTを恥ずかしいと感じる理由と、実際の魅力について詳しく解説します。
「見栄を張っている」と思われがちなCTですが、その実力は意外に高いのが実情です。
また、10年落ちの中古車は避けるべきなのか、CTを買う人の特徴、中古車購入時の注意点なども紹介。
CTを買って後悔しないためのポイントも押さえています。
さらに、ダサいと言われるCTのデザインの真の魅力や、不人気の理由、新車と中古車の価格、後継車の可能性などについても触れています。
レクサスCTの実力と魅力を多角的に検証し、その真の姿に肉薄します。
レクサスCTの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
- レクサス CTは恥ずかしいと言われる理由について、周囲の目線やイメージ、価格などを踏まえて解説しています。
- レクサス CTを購入する人の特徴や、中古車購入時の注意点、後悔しないためのポイントなどを具体的に紹介しています。
- レクサス CTのデザインに対する評価、不人気の理由、実用性や内装、静粛性の高さといった魅力を多角的に分析しています。
- レクサス CTの新車・中古車価格、後継車の情報、ライバル車との比較などを交えながら、購入検討時の参考情報を提供しています。
レクサス CTを恥ずかしいと思う理由と実際の魅力
レクサスCTは、レクサスブランドのエントリーモデルとして2011年に登場したコンパクトハッチバックです。
ハイブリッド専用車として優れた燃費性能と、上質な内装を備えた魅力的な1台ですが、一方で「恥ずかしい」「見栄っ張り」などのネガティブな評価を受けることもあります。
本記事では、レクサスCTを恥ずかしいと感じる理由と、実際の魅力について詳しく解説していきます。
レクサスCTの良し悪しを多角的に捉え、この車の本当の姿に迫ります。
レクサス CTに乗ると見栄を張っていると思われる?
レクサスCTに乗ることで、周囲から「見栄を張っている」と思われてしまうことがあるようです。
その理由としては、レクサスがトヨタの高級車ブランドであることが挙げられます。
レクサスブランドは、高い品質と上質さを売りにしており、高級車のイメージが強いです。
そのため、レクサスの車に乗ること自体が、ステータスや豊かさをアピールしていると捉えられがちです。
特にCTは、レクサスの中では比較的安価なエントリーモデルです。
それにもかかわらずレクサスの車に乗るということで、「手が届く範囲で無理してレクサスに乗っている」「見栄を張っている」などと思われてしまうことがあるのです。
しかし、これはあくまで一部の見方に過ぎません。
レクサスCTを選ぶ理由は人それぞれであり、必ずしも見栄が目的というわけではありません。
例えば、ハイブリッドシステムによる優れた燃費性能や、上質な内装、静粛性の高い車内空間など、CTには魅力的な特徴が多くあります。
これらの実用的なメリットを重視してCTを選ぶ人も多いでしょう。
また、レクサスブランドに対する信頼感から、長く乗り続けられる1台を求めてCTを購入する人もいるはずです。
このように、レクサスCTを選ぶ理由は多岐にわたります。
一概に「見栄を張っている」と決めつけるのは適切ではないと言えるでしょう。
周囲がどう見ているかを気にするあまり、本当に自分に合った1台を選べなくなるのは本末転倒です。
実際にCTに乗ったオーナーの意見を参考にしつつ、自分なりの基準で選ぶことが肝心だと言えます。
レクサス CTは貧乏くさい車というイメージがある
レクサスCTを「貧乏くさい」と感じる人がいるのも事実です。
高級車ブランドであるレクサスの車の中で、CTは最も安価なエントリーモデルに位置づけられます。
そのため、「レクサスの中では低価格帯の車」というイメージから、「貧乏くさい」と言われてしまうことがあるようです。
実際、レクサスCTの新車価格は400万円前後とレクサス車の中では比較的リーズナブルな設定となっています。
他のレクサス車と比べると、CTの価格は手が届きやすい範囲と言えるでしょう。
しかし、「貧乏くさい」というイメージは、レクサスCTの実力を適切に評価していない見方だと言えます。
確かに、レクサスのフラッグシップセダンであるLSの新車価格が1,000万円を超えるのと比べれば、CTの価格は割安に感じられるかもしれません。
しかし、それはレクサスの車の中での相対的な評価であり、市場全体から見れば、CTは十分に高級車の範疇に入る車です。
また、価格だけでCTの価値を判断するのは適切ではありません。
先進のハイブリッドシステムによる優れた燃費性能や、上質な内装、静粛性の高い車内空間など、CTにはレクサスブランドに相応しい魅力が詰め込まれています。
加えて、レクサスブランドならではの高い品質や、充実したアフターサービスも見逃せません。
メンテナンスを適切に行えば、10年以上乗り続けられる耐久性も期待できるでしょう。
このように、CTは決して「貧乏くさい」車ではありません。
むしろ、価格以上の価値を備えた1台だと言えます。
レクサスCTの価値を適切に見極めるためには、価格だけでなく、その実力やブランド力など、様々な要素を総合的に判断する必要があります。
一面的な見方に囚われず、CTの魅力を多角的に捉えることが大切だと言えるでしょう。
レクサス CTの10年落ちモデルの中古車は避けるべき?
レクサスCTは2011年に登場した車種のため、2023年現在で10年以上が経過しています。
そのため、市場には10年落ち前後の中古車も多く流通しています。
では、そうした10年落ちのCTは避けるべきなのでしょうか。
結論から言えば、10年落ちのレクサスCTでも、適切にメンテナンスされた良質な中古車であれば、避ける必要はありません。
確かに、10年もの間乗り続けられた車は、経年劣化による部品の磨耗や故障のリスクが高まります。
特にCTはハイブリッド車のため、バッテリーなどの専用部品の状態には注意が必要です。
しかし、レクサスの車は品質と耐久性に優れているため、適切にメンテナンスを行えば10年以上乗り続けることができます。
定期的なメンテナンスにより、経年劣化を防ぎ、性能を維持することが可能なのです。
とはいえ、中古車選びには注意が必要です。
メンテナンス状況や使用環境によって、同じ年式の車でもコンディションには差があります。
そのため、10年落ちのレクサスCTを購入する際は、必ず専門家による診断を受け、車両の状態を詳しくチェックすることが大切です。
特に、ハイブリッドシステムのバッテリー状態は重要なポイントになります。
また、購入後も継続的なメンテナンスを行い、車を大切に扱うことが求められます。
部品交換などの維持費用も考慮に入れておく必要があるでしょう。
このように、10年落ちのレクサスCTでも、適切な選び方とアフターケアを行えば、長く乗り続けることができます。
車選びの選択肢から外す必要はないと言えるでしょう。
一方で、中古車ゆえのリスクも認識しておく必要があります。
万が一大きなトラブルが発生した際のことを考え、購入予算に余裕を持っておくことも大切だと言えます。
どんな人がレクサス CTを買うのか
それでは、具体的にどのような人がレクサスCTを選ぶのでしょうか。
CTの購入者の特徴について見ていきましょう。
まず挙げられるのが、「レクサス品質を重視する人」です。
レクサスは高い品質で知られるブランドであり、その品質の高さを求めてCTを選ぶ人が多いようです。
レクサス車は厳しい品質チェックをクリアしており、高い信頼性と耐久性を誇ります。
「いいものを長く使いたい」というニーズに応える1台だと言えるでしょう。
次に、「予算重視の人」も見逃せません。
先述の通り、CTはレクサス車の中では比較的リーズナブルな価格設定となっています。
レクサスブランドの品質と価値を手に入れつつ、購入のハードルは下げたいという人に人気の車種だと言えます。
維持費の観点でも、ハイブリッドシステムによる低燃費が魅力的です。
また、「コンパクトカーを好む人」もCTを選ぶ傾向にあります。
CTは全長4,350mmのコンパクトボディを採用しており、扱いやすいサイズ感が特徴です。
狭い路地や混雑した街中での運転もスムーズにこなせるため、都市部に住む人を中心に支持されているようです。
さらに、「上質な内装を求める人」もCTのターゲットだと言えます。
コンパクトカーながら、本革シートなどレクサスならではの上質な内装が用意されています。
室内の快適性を重視する人や、「車内空間から高級感を味わいたい」という人にマッチする1台と言えるでしょう。
他にも、「環境性能に関心が高い人」が、CTのハイブリッドシステムに注目するケースもあります。
ハイブリッドカーに乗ることで、「環境に配慮した選択をしている」というアピールにもなるでしょう。
このように、レクサスCTを選ぶ人々の特徴は多岐にわたります。
それぞれのニーズや価値観に合わせて、CTの魅力を見出しているのだと言えます。
CTが万人受けを狙った車ではないからこそ、特定の層から強い支持を集めているのかもしれません。
レクサス CTの中古車購入時の注意点とは
先述の通り、レクサスCTは2011年の登場から10年以上が経過しており、中古車市場にも多くの在庫が出回っています。
お得感のある中古車購入は魅力的ですが、トラブルを避けるためにも、注意点を押さえておきましょう。
最も重要なのが、「車両状態のチェック」です。
基本的なことですが、内外装の傷や汚れ、パーツの劣化などを細かく確認する必要があります。
中でも、ハイブリッド車であるCTは、「バッテリー状態」が特に重要なポイントになります。
バッテリーは消耗品であり、状態が悪ければ交換が必要になることも。
購入前に専門家による診断を受け、バッテリー状態を必ずチェックしておきましょう。
バッテリー交換は高額になるため、費用対効果を考える上でも重要な情報だと言えます。
また、「メンテナンス履歴の確認」も大切です。
定期的なメンテナンスが行われているかを確かめ、その内容を精査しましょう。
特に、前オーナーが個人の場合、ディーラー以外の工場でメンテナンスが行われている可能性もあります。
専門的な目で履歴をチェックできるよう、信頼できる販売店を選ぶことが求められます。
加えて、「走行距離」にも注意が必要です。
CTの中古車は、10万km以上走行した車両も少なくありません。
適切なメンテナンスを前提とすれば、10万kmでも品質に大きな問題はないのですが、やはり経年劣化によるリスクは高まります。
走行距離の多い車両は、価格面でお得感があっても、慎重な検討が必要だと言えるでしょう。
さらに、「改造車」にも注意が必要です。
車高を下げたり、社外パーツを取り付けるなどの改造が施されたCTは、オリジナルの状態から設計が変更されています。
品質面での影響も考えられるため、改造車は避けるのが賢明だと言えます。
そして、「価格設定」も見逃せません。
必ず相場価格を把握し、明らかに安すぎる車両には注意しましょう。
事故歴や修復歴を隠しているケースや、メンテナンス不足のために安く販売されている可能性もあります。
総合的に判断し、納得できる価格で購入することが大切です。
レクサスCTは魅力的な中古車ですが、こうしたチェックポイントを抑えておくことが重要です。
スタイリッシュさだけでなく、品質や安全面にも配慮した選択を心がけたいものです。
レクサス CTを買って後悔しないために気をつけたいこと
せっかくレクサスCTを購入したのに、後になって後悔してしまっては残念です。
そうした事態を避けるためにも、購入前に気をつけたいポイントを確認しておきましょう。
まず大切なのが、「自分の本当のニーズを見極めること」です。
スタイリッシュなデザインや高級感に惹かれるあまり、安易な判断は禁物です。
実際の使用シーンを想定し、必要な機能や性能を備えているかどうかを吟味することが重要です。
例えば、主に街乗りで使うなら、小回りの利く車体サイズが魅力的ですが、長距離ドライブが多いなら、高速走行時の安定感や快適性も求められるでしょう。
また、「ランニングコストを把握すること」も大切なポイントです。
レクサスCTは低燃費が魅力ですが、ハイブリッド車ゆえのバッテリー交換などの独自の維持費も発生します。
中古車の場合、購入後のメンテナンス費用も考慮に入れる必要があります。
決して安くはない維持費を払い続けられるかどうか、長期的な視点で検討しましょう。
加えて、「必要な装備をチェックすること」も重要です。
オプションの種類によって、装備内容は大きく異なります。
例えば、本革シートやサンルーフ、先進の安全装備など、どこまで必要かを見極めることが大切です。
オプションの有無で価格差も生じるため、費用対効果を考えた選択が求められます。
そして、「実際の使用感を確かめること」も欠かせません。
カタログスペックだけでなく、実車に乗って運転感覚をチェックしましょう。
走行性能や乗り心地、視界の広さなど、実際に体感してみないと分からない点も多いはずです。
必ず試乗を行い、納得のいく1台を選ぶことが大切だと言えます。
最後に、「価格交渉の余地を残すこと」にも注意が必要です。
特に中古車の場合、価格交渉が可能なケースが多いです。
事前に相場を把握し、販売店との交渉の中で、できるだけ納得のいく価格を引き出すことが重要です。
安易な妥協は避け、粘り強い交渉を心がけたいものです。
レクサスCTを後悔なく購入するには、こうした点に気をつけることが大切です。
各項目を吟味し、じっくりと検討を重ねることで、満足のいく1台に出会えるはずです。
理想のCTとの出会いを目指して、慎重な選択を心がけたいものですね。
レクサス CTはダサいという評価もあるが本当にそうなのか
一部で「レクサスCTはダサい」という評価を耳にすることがあります。
確かにCTのデザインは、レクサスの中でもシンプルでストイックな部類に入るかもしれません。
しかし、本当にCTは「ダサい」のでしょうか。
デザインの評価は主観的なものですが、ここではCTのスタイリングの魅力について考えてみましょう。
まず、CTのデザインは「シンプル」であることが特徴だと言えます。
無駄のないスマートなラインが、洗練された印象を与えます。
トレンドに流されない、普遍的な美しさがあると評価する人も多いのです。
スピンドルグリルなどのレクサスならではのアイデンティティも、主張しすぎず品よく取り入れられています。
また、CTのデザインは「プレミアム感」も兼ね備えているのが魅力です。
コンパクトカーながら、レクサスブランドにふさわしい高級感が漂います。
特に内装は、上質な素材や綿密な作り込みによって、ワンランク上の空間を演出しています。
外観だけでなく、細部にまでこだわりが感じられるのです。
加えて、CTのデザインは「機能美」も追求していると言えます。
無駄のないシンプルなスタイリングは、空力性能の向上にも一役買っています。
優れた燃費性能の実現に、デザインも貢献しているわけです。
機能と美しさを高いレベルで両立させた点は評価に値するでしょう。
そして、何よりCTのデザインは「唯一無二」の存在感を放っています。
レクサスのラインナップの中でも、CTほどコンパクトなモデルは他にありません。
SUVが主流の今日、あえてハッチバックを選ぶことで、個性的で洗練された印象を与えることができるのです。
もちろん、デザインの評価は人それぞれ。
「ダサい」と感じる人がいるのも事実です。
しかし、シンプルで洗練された佇まい、上質な高級感、機能美の追求など、CTのデザインには魅力的な要素が詰まっています。
一概に「ダサい」と決めつけるのは、少し視野が狭いのかもしれません。
レクサスCTのデザインは、よく見れば見るほど、その完成度の高さに気づかされるはずです。
真の魅力は、時間をかけて味わうことで感じられるのかもしれませんね。
レクサス CTが不人気な理由とは何か
レクサスCTは、高い実用性と上質感を兼ね備えた魅力的な車種ですが、一方で「不人気」という評価を受けることもあります。
確かに、SUVブームの中にあって、コンパクトハッチバックであるCTの存在感は、やや影が薄いかもしれません。
ここでは、そんなCTが不人気と言われる理由について考えてみましょう。
まず大きな理由の1つが、「SUV人気」の影響です。
近年、SUVは国内外で大きな人気を博しており、各メーカーが競ってSUVモデルを投入しています。
レクサスも例外ではなく、「NX」や「UX」など、SUVラインナップの充実に力を入れています。
そんな中、コンパクトハッチバックのCTは、やや脇役的な存在になってしまったのかもしれません。
また、「ブランドイメージとのギャップ」も、CTの不人気に影響していると考えられます。
レクサスは高級車ブランドとして知られ、ラグジュアリーな車種が多いのが特徴です。
そんな中、コンパクトで価格も比較的リーズナブルなCTは、レクサスのブランドイメージからやや外れた存在と捉えられがちなのです。
加えて、「車体サイズの限界」も無視できません。
コンパクトカーゆえの利点はありますが、一方で車内空間の狭さは否めません。
特に後部座席の居住性は、決して広くはありません。
ファミリーユースを想定すると、車体サイズの小ささが不人気の一因になっている可能性があります。
さらに、「エントリーモデルゆえの高額感」も、CTの不人気に拍車をかけているのかもしれません。
レクサスブランドとは言え、コンパクトカーであるCTの価格は、他ブランドの同クラス車と比べるとやや割高に感じる人もいるでしょう。
「レクサス」の冠に見合った価値を感じにくいというのが、不人気の理由の1つと言えそうです。
ただ、だからと言って、CTが魅力のない車というわけではありません。
ハイブリッドシステムによる優れた燃費性能、上質な内装、レクサスブランドならではの品質の高さなど、CTの実力は本物です。
不人気の理由はあくまで「相対的なもの」であり、絶対的な評価ではないと言えるでしょう。
むしろマイナーゆえの「個性」や「希少性」こそ、CTの魅力とも言えます。
他車にはないユニークな存在感を放つCTは、選び抜かれた人だけが味わえる特別な1台なのかもしれません。
不人気の裏には、隠れた魅力が潜んでいると考えるのも面白いですね。
レクサスCTはプレミアム性と機能性を両立した魅力的な車
レクサスCTは、プレミアムブランドのエントリーモデルでありながら、高い品質と上質さを備えた魅力的な1台です。
コンパクトなボディサイズながら、レクサスならではのこだわりが随所に散りばめられており、他車にはない独自の存在感を放っています。
ここからは、そんなレクサスCTの魅力について、より詳しく見ていきましょう。
レクサス CTの新車と中古車の値段はいくら?
レクサスCTは2022年10月に生産が終了しているため、2024年6月現在、新車を購入することはできません。
生産終了前の2022年モデルの新車価格は、グレードによって異なりますが、ベーシックグレードの「CT200h」が399万円、最上級グレードの「CT200h Fスポーツ」が460万5,000円という設定でした。
一方、中古車市場でのレクサスCTの相場は、2024年6月現在、年式や走行距離、グレードによってバラつきがあります。
大まかな相場としては、2011年式(初年度登録)の中古車が40万円~150万円程度、2015年式が100万円~300万円程度、2020年式が250万円~500万円程度といったところでしょう。
状態のいい上位グレードであれば、新車に近い価格で取引される車両もあります。
逆に、年式が古く走行距離も多い車両は、30万円~100万円程度の低価格で出品されているケースも見られます。
レクサスCTの中古車選びでは、予算だけでなく、車両状態やメンテナンス履歴など、総合的な判断が求められます。
特にハイブリッド車であるCTは、バッテリーの状態がカギを握ります。
劣化や故障のリスクを見極め、長期的な維持費も考慮に入れることが大切だと言えるでしょう。
ただ、レクサスブランドの信頼性の高さを考えれば、適切に整備された中古車であれば、長く乗り続けられる価値は十分にあります。
新車で買えなくなった今だからこそ、中古市場でお気に入りの1台を探してみるのもおもしろいかもしれませんね。
レクサス CTの後継車は登場するのか
2022年10月にレクサスCTの生産が終了し、CTファンの間では「後継車はどうなるのか」と関心が高まっています。
レクサスからは、後継車の登場について具体的なアナウンスはありませんが、後継モデルのウワサは絶えません。
中でも、近年レクサスが注力しているSUVシリーズの1つとして、CT的な立ち位置の車種が投入されるのではと期待されています。
実際、2023年に入ってからは、CTのようなコンパクトボディを生かしたクロスオーバーSUVのプロトタイプが、何度か目撃されているとの情報もあります。
スピンドルボディを採用し、CT譲りの上質なイメージを漂わせるコンパクトSUV。
それがCTの後継モデルの姿なのかもしれません。
ただ、レクサスとしては、単なるCTの焼き直しではなく、時代に合わせた新しい価値観を持つ車種を打ち出したいはず。
先進の安全装備やコネクティッドサービスなど、最新テクノロジーの導入は欠かせないでしょう。
パワートレーンについても、EV化が進む中、ガソリンエンジンだけでなく、ハイブリッドやPHEV、さらにはEVも選択肢に入れる可能性があります。
新型CTとなるコンパクトクロスオーバーの登場は、2024年頃になるのではとの見方が有力です。
ボディサイズやパッケージング、価格設定など、現時点ではまだ不明な点が多いものの、レクサスのエントリーモデルとなる、新世代のコンパクトカーとしての活躍が期待されています。
CTファンにとって、待ち遠しい後継モデルの登場。
どのような進化を遂げた車種となるのか、楽しみに待ちたいですね。
レクサス CTの購入を検討する際は同ブランドのUXも選択肢に
レクサスCTの購入を検討する際、同じレクサスブランドのコンパクトクロスオーバーSUV「UX」との比較も重要なポイントになります。
UXは2018年に登場した、レクサス初のコンパクトクロスオーバーSUV。
CTに代わる新世代のエントリーモデルとして位置づけられており、全長4,495mm、全幅1,840mmのコンパクトなボディサイズが特徴です。
パワートレーンには2.0L直列4気筒エンジンと、ハイブリッドシステムを組み合わせた「UX250h」を設定。
優れた燃費性能と、爽快な走りを実現しています。
内外装のデザインにもレクサスらしい先進的なアプローチが光ります。
先代CTから受け継いだ上質感に、最新のテクノロジーとSUVのタフさをプラスすることで、新しいエントリーモデルとしての存在感を発揮しているのです。
価格帯を見ても、UXは軽自動車並みの手軽さを実現。
2023年6月現在、UXのベーシックグレード「UX200」の新車価格は377万3,000円から。
ハイブリッドモデルの「UX250h」でも、414万7,000円からとなっています。
レクサスCTの中古車と比べても、十分に魅力的な価格設定だと言えるでしょう。
年式の古いCTよりも、新しいUXを選ぶメリットは大きいはずです。
もちろん、SUVとハッチバックという、ボディタイプの違いは考慮しなければなりません。
しかし、コンパクトカーに求められる使い勝手の良さという点では、UXもCTに引けを取りません。
むしろ、SUVならではの乗車しやすさや荷室の使いやすさは、CTを上回る部分もあるでしょう。
レクサスCTの魅力に惹かれつつも、新車で買えないことに不安を感じている人。
そんな人にとって、レクサスUXは打ってつけの選択肢と言えます。
新車のCTにこだわらず、視野を広げてUXも検討してみる価値は大いにあるはずです。
コンパクトカーとしてのレクサス CTの実用性の高さ
レクサスCTの大きな魅力の1つが、「コンパクトカーとしての実用性の高さ」です。
全長4,350mm、全幅1,765mmのコンパクトなボディサイズながら、日常使いに十分な広さと使い勝手の良さを備えているのが特徴です。
運転のしやすさは、CTの大きなアドバンテージ。
全高1,455mmのローフォルムなので、ドライバーは低い目線で周囲の状況を把握しやすくなっています。
小回りのきく小柄なボディと相まって、街中の狭い道や混雑した駐車場でも、ストレスなく取り回せるでしょう。
軽自動車のような手軽さすら感じられる、扱いやすいクルマだと言えます。
室内空間の広さも見逃せません。
レクサスCTのホイールベースは2,600mm。
レクサス車の中ではコンパクトな部類に入りますが、後部座席の広さは意外なほど確保されています。
大人でもゆったりと座れるレベルで、長距離ドライブでも窮屈さを感じさせません。
ファミリーカーとしても十分に活躍できる空間の広さだと言えるでしょう。
さらに、ラゲッジスペースの使い勝手の良さにも注目したいポイントです。
CTのラゲッジ容量は最大で375L。
ゴルフバッグやベビーカーなど、かさばる荷物も難なく積み込めます。
後部座席を倒せば、さらに大きな荷室空間を確保できるのも魅力です。
レクサスCTは、こうしたコンパクトカーとしての実用性の高さが、人気の理由の1つとなっています。
プレミアムブランドの品質や快適性はそのままに、日常の使い勝手にも優れた1台。
デザインや走りの良さだけでなく、こうした「賢い選択」ができるのが、CTの大きな強みだと言えます。
ラグジュアリーカーでありながら、毎日の生活にしっかりと寄り添ってくれる。
そんなレクサスCTの実用的な一面は、長く付き合う上で欠かせない魅力なのです。
レクサス CT独自の上質な内装の魅力
レクサスCTの魅力は、外観だけではありません。
その洗練されたデザインは、インテリアにも息づいています。
上質な素材を贅沢に使用した、こだわり抜かれた内装は、レクサスCTならではの大きな魅力の1つです。
レクサスCTの内装で真っ先に目を引くのが、シートです。
上位グレードの「version L」では、本革シートが標準装備されています。
滑らかで柔らかな感触の革は、座り心地の良さはもちろん、見た目の高級感も抜群。
ラグジュアリーカーにふさわしい佇まいを演出しています。
コンビネーションメーターにもレクサスのこだわりが光ります。
上質な素材を使用した専用デザインが採用され、アナログ時計を思わせるシンプルで洗練されたたたずまい。
視認性と美しさを高い次元で両立した、特別な空間を生み出しています。
ドアトリムやインストルメントパネル、ステアリングなど、随所に配された素材感の高いパーツの数々も見逃せません。
金属調の加飾パネルが、上質でモダンな雰囲気を醸し出す一方で、手に触れる部分には本革や本木目が使用されているのがポイント。
触感の良さにもこだわった、贅沢な作りこみが光ります。
レクサスCTの内装は、単なる装飾ではない本物の質感を追求したものになっています。
高級素材のみを厳選し、職人技とも言える精緻な仕上げを施すことで、他に類を見ない特別な空間を実現。
細部に至るまで抜かりなく作り込まれたインテリアは、まさに「レクサス」と呼ぶにふさわしい完成度だと言えます。
そんな上質な内装は、乗る人に特別な満足感を与えてくれるはず。
ドライバーはもちろん、同乗者もまた、その洗練された空間に心癒されることでしょう。
どこまでも上質にこだわる。
レクサスCTの内装は、そんなブランドの真骨頂とも言える魅力を感じさせてくれるのです。
レクサス CTならではの静粛性の高い車内空間
レクサスCTのもう1つの大きな魅力が、「静粛性の高い車内空間」です。
エンジン音や路面ノイズ、風切り音などを徹底的にシャットアウトすることで、他車にはないプレミアムな静寂性を実現しているのが特徴です。
レクサスCTの静粛性の高さは、ハイブリッドシステムに負うところが大きいと言えます。
1.8L直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせたパワートレーンは、優れた燃費性能だけでなく、優れた静粛性も発揮。
EVモード時はもちろん、エンジンとモーターの切り替わり時や加速時でも、エンジン音をできる限り抑えることができるのです。
静粛性を高めるための工夫は、ボディ構造にも随所に盛り込まれています。
最適な位置に配置された多数の制振材や吸遮音材が、不要なノイズを大幅にカット。
ボディ接合部分の最適化や、ウインドウガラスの強化など、細部に至るまでこだわり抜かれた設計になっています。
サスペンションの最適化により、路面からの衝撃や振動を的確に吸収することにも注力。
高速走行時でも静かで滑らかな乗り心地を実現しているのが、CTの大きな魅力の1つだと言えます。
そんなレクサスCTの車内は、まるで別世界のような静寂に包まれています。
優れた遮音性能により、まるでコンサートホールにいるかのような、ピュアで臨場感あふれるサウンドを楽しめるのも特徴。
オーディオに没頭できる環境は、レクサスCTならではの贅沢と言えるでしょう。
長距離ドライブでも疲れを感じさせない快適性は、静かな車内空間ゆえのもの。
会話を弾ませたり、音楽に耳を傾けたり、ときには静かに物思いにふけったり。
レクサスCTの車内は、そんな上質な時間を過ごすことのできる、特別な空間になっているのです。
ノイズの少ない静かな空間。
それこそが、レクサスCTがプレミアムカーたる由縁だと言えるでしょう。
喧騒から切り離された上質な時間を、レクサスCTは存分に味わわせてくれるのです。
まとめ:レクサスCTは恥ずかしい車なのかについて
- レクサスCTは、レクサスのエントリーモデルという位置付けから「恥ずかしい」「見栄っ張り」などと思われてしまうことがある
- レクサスCTは、価格が比較的リーズナブルなため「貧乏くさい」というイメージを持たれることもある
- レクサスCTは、10年落ちの中古車でも、適切にメンテナンスされていれば問題なく乗ることができる
- レクサスCTは、レクサス品質、予算、コンパクトさ、上質な内装などを求める人に選ばれている
- レクサスCTの中古車を購入する際は、車両状態、メンテナンス履歴、走行距離、改造の有無、価格設定などを注意深く確認する必要がある
- レクサスCTを購入する際は、自分のニーズ、ランニングコスト、必要な装備、実際の使用感、価格交渉の余地などを考慮することが大切
- レクサスCTのデザインは、シンプルさ、プレミアム感、機能美、唯一無二の存在感が評価されている
- レクサスCTは、SUV人気、ブランドイメージとのギャップ、車体サイズの限界、エントリーモデルゆえの高額感などが原因で、不人気と言われることがある
- レクサスCTの新車価格は、グレードによって異なり、約400万円~460万円だった
- レクサスCTの中古車価格は、年式や走行距離、グレードによって異なり、約40万円~500万円
- レクサスCTの後継車は、コンパクトクロスオーバーSUVとして登場する可能性がある
- レクサスCTの購入を検討する際は、同じレクサスブランドのコンパクトクロスオーバーSUV「UX」も選択肢に入る