レクサス ISは、トヨタの高級車ブランド「レクサス」が展開するスポーティなセダンモデルです。
中でも2代目となるGSE20型の旧型モデルは、2005年から2013年まで販売され、今なおかっこいいと高い評価を得ています。
そのスタイリッシュなデザインと走りの良さが、多くのファンを魅了してきました。
この記事では、レクサス IS 旧型モデルの魅力に迫ります。
高い評価と人気の理由や、よりスポーティに仕上げるカスタム方法、欠点と改善すべき点など、レクサス IS 旧型の真髄に触れていきます。
また、IS350やIS250といった個々のモデルの特徴や、初代からのモデルの変遷、3代目の前期と後期の違いなど、歴代のレクサス ISについても詳しく解説します。
レクサス IS 旧型のかっこいい外観と走りの魅力、オーナーが語る所有する喜びとは何か。
時代を超えて愛され続けるレクサス IS 旧型の真の価値を、存分にお伝えしたいと思います。
レクサス ISの購入を検討している方や、スポーツセダンに興味がある方は、ぜひご一読ください。
- レクサス IS 旧型は、スポーティなデザインと優れた走行性能を両立しており、今もなおかっこいいと高い評価を得ている理由が分かります。
- レクサス IS 旧型は、カスタムによってさらにスポーティに仕上げることができ、自分好みの1台にできる可能性を秘めていることが分かります。
- レクサス IS 旧型には、燃費の悪さや後部座席の狭さといった欠点も存在しますが、それを補うだけの魅力があることが分かります。
- レクサス ISは、初代モデルから現行モデルに至るまで、どのように進化を遂げてきたのか、その歴史を知ることができます。
レクサス IS 旧型はかっこいいスポーツセダン!
レクサス ISは、トヨタの高級車ブランド「レクサス」が展開するスポーティなセダンモデルです。
中でも2代目となるGSE20型の旧型モデルは、2005年から2013年まで販売され、今なおかっこいいと高い評価を得ています。
そのスタイリッシュなデザインと走りの良さが、多くのファンを魅了してきました。
レクサス IS 旧型モデルの高い評価と人気の理由
レクサス IS 旧型モデルが高い評価と人気を集める理由は、そのスポーティなデザインと優れた走行性能にあります。
特に2代目のGSE20型は、レクサスのデザインフィロソフィー「L-finesse」を体現し、流麗なボディラインと低重心のスタンスが特徴的でした。
また、FR駆動のコンパクトなボディに、3.5LのV6エンジンを搭載したIS350と、2.5Lエンジンを搭載したIS250の2つのパワートレインが用意され、ドライバーの好みに合わせて選ぶことができました。
特にIS350は、318馬力を発揮し、0-100km/h加速を5.6秒で達成するなど、スポーツセダンとしての実力を備えていました。
内装の質感の高さも、旧型ISの魅力の一つです。
上質なレザーシートや木目調パネルを採用し、精緻な作り込みが施されています。
長距離ドライブでも快適に過ごせる、上質な空間を実現しています。
このように、レクサス IS 旧型モデルは、スポーティなデザインと走りの良さ、高い質感を兼ね備えた魅力的なスポーツセダンであり、今なお根強い人気を誇っているのです。
レクサス IS 旧型のカスタムでよりスポーティに
レクサス IS 旧型モデルは、アフターパーツが豊富に用意されており、カスタムすることでよりスポーティな印象に仕上げることができます。
代表的なカスタムとしては、ローダウンやエアロパーツの装着が挙げられます。
ローダウンは、車高を下げることでよりワイドでローな印象を与え、安定感のある走りを実現します。
IS用のローダウンスプリングやサスペンションキットが多数販売されており、好みの車高に調整することが可能です。
エアロパーツは、ボディキットやスポイラー、グリルなどを交換することで、よりアグレッシブなスタイリングを実現します。
純正パーツからの交換で、大きく雰囲気を変えることができるでしょう。
ホイールも、インチアップやデザインの変更で、足元の印象を大きく変えることができます。
18インチ以上の大径ホイールを装着することで、迫力のあるスタイリングを得ることができます。
このようなカスタムを施すことで、オリジナリティあふれるIS 旧型に仕上げることができるでしょう。
ただし、過度なローダウンやワイドタイヤの装着は、乗り心地や直進安定性を損なう場合があるため、注意が必要です。
車検対応パーツを選ぶことも重要なポイントとなります。
レクサス ISの欠点と改善すべき点
レクサス IS 旧型モデルは、優れたスポーツセダンではありますが、いくつかの欠点や改善すべき点も指摘されています。
一つ目は燃費の悪さです。
特に3.5L V6エンジンを搭載するIS350の燃費は、10モード10.0km/Lと決して良いとは言えません。
都市部での使用が多いと、燃料代がかさむ可能性があります。
二つ目は後部座席の狭さです。
コンパクトなボディサイズゆえに、後部座席のレッグスペースは十分とは言えず、大柄な大人が乗ると窮屈さを感じるかもしれません。
長距離ドライブの際は、後席の居住性の低さが気になるポイントとなるでしょう。
三つ目はタイヤの減りの早さです。
FR駆動による自然なコーナリングは魅力的ですが、その分リアタイヤへの負担が大きくなります。
スポーティな走りを楽しむほど、タイヤの減りが早くなるのは避けられません。
四つ目は価格の高さです。
レクサスブランドということもあり、同クラスの国産車と比べると価格は高めに設定されています。
維持費も決して安くはないため、購入時は注意が必要です。
とはいえ、これらの欠点を補って余りある魅力を、レクサス IS 旧型モデルは持っています。
優れた走行性能と質感の高い内外装、ブランド力の高さを考慮すれば、納得のいく一台となるはずです。
レクサス IS350 旧型の特徴と魅力
レクサス IS 旧型モデルの中でも、特にIS350は高性能を求めるユーザーから支持されてきました。
IS350は、2GR-FSE型の3.5L V型6気筒エンジンを搭載し、最高出力318PS、最大トルク38.7kg・mを発生します。
この大排気量エンジンによるパワフルな走りが、IS350最大の魅力と言えるでしょう。
0-100km/h加速は5.6秒を実現し、スポーツカー顔負けの加速性能を誇ります。
アクセルを踏み込めば、リニアに回転が上がっていく心地よさを味わえます。
6速ATとの組み合わせも絶妙で、マニュアルモード時のシフトチェンジは非常にスムーズ。
パドルシフトを備えており、よりダイレクトなドライビングが可能となっています。
足回りには専用チューンドサスペンションと18インチアルミホイールを装備。
優れたロードホールディング性能と正確なハンドリングを実現しています。
その一方で、街中では静粛性が高く上質な乗り心地を提供。
高速道路では安定感のある走りを見せるなど、オールラウンドな実力を発揮します。
走りのマルチな性格とクオリティの高さが、IS350の大きな魅力なのです。
レクサス IS350 旧型の主要諸元
レクサス IS350 旧型の主要諸元 | |
---|---|
エンジン型式 | 2GR-FSE |
総排気量 | 3456cc |
最高出力 | 318PS/6400rpm |
最大トルク | 38.7kg・m/4800rpm |
駆動方式 | FR |
トランスミッション | 6AT |
サスペンション(前) | ダブルウィッシュボーン |
サスペンション(後) | マルチリンク |
タイヤサイズ(前) | 225/40R18 |
タイヤサイズ(後) | 255/40R18 |
車両重量 | 1610-1640kg |
初代レクサス ISの概要とモデル詳細
初代レクサス ISは、1998年にデビューしました。
この初代モデルは、日本国内ではトヨタ アルテッツァとして販売されていましたが、レクサスブランドの本国アメリカや、ヨーロッパ市場向けにISの名で展開されました。
初代ISは、全長4400mm、全幅1725mmというコンパクトなボディサイズが特徴的で、BMWの3シリーズやメルセデス・ベンツのCクラスといったライバル車に対抗する、レクサス初のエントリーラグジュアリーセダンとして位置づけられました。
エクステリアデザインは、流麗なボディラインに加え、ショートオーバーハングとロングホイールベースを組み合わせたスポーティなプロポーションが印象的。
インテリアには、上質な本革シートやバーズアイメープルウッドパネルを採用し、レクサスブランドにふさわしい質感を実現しています。
パワートレインは、直列6気筒2.0L「1G-FE」と、同じく直6の3.0L「2JZ-GE」の2種類を設定。
2.0L車は「IS200」、3.0L車は「IS300」という名称で展開されました。
いずれもFR駆動で、トランスミッションには6速MTと4速ATが組み合わされています。
2001年のマイナーチェンジでは、スポーティグレードの「IS300 SportCross」を追加。
ボディスタイルをクーペスタイルのシューティングブレークとし、5ドアボディにワイドなタイヤ&ホイールを装着し、精悍なデザインとしています。
初代レクサス ISは、欧州のプレミアムスポーツセダンに真っ向から挑戦したモデルであり、「日本発の本格的ラグジュアリースポーツ」として高い評価を受けました。
コンパクトなボディに凝縮された走りの良さと、上質な作り込みが多くのファンを魅了したのです。
レクサス IS 旧型 かっこいい外観と走りの魅力
レクサス IS 旧型モデルの最大の魅力は、そのスタイリッシュな外観デザインと優れた走行性能にあります。
特に2代目のGSE20型は、先代から大きく進化を遂げ、よりスポーティかつエレガントなスタイリングを獲得。
低重心でワイドなスタンスは、まさに本格的スポーツセダンのそれと言えるでしょう。
レクサス IS 3代目 前期と後期の外観の違い
レクサス ISは2013年に3代目へとフルモデルチェンジを行い、さらにアグレッシブなデザインへと進化を遂げました。
中でも特徴的なのが、レクサスのアイデンティティとも言えるスピンドルグリルの採用です。
3代目前期モデル(2013-2016年)では、このスピンドルグリルを大型化。
存在感のあるフロントフェイスを構築しています。
ヘッドライトは内側に食い込むようなシャープなデザインで、先代よりも鋭い眼光を放っています。
一方、2016年のマイナーチェンジで登場した後期モデルでは、スピンドルグリルの形状を変更。
グリルの上部を細く、下部を大きく広げることで、よりスポーティな印象を強めました。
ヘッドライトは3眼LEDライトを採用し、アクセントとなるL字型のLEDライトが特徴的。
リアコンビネーションランプも、L字型のライン発光が印象的なデザインへと一新されています。
このように、レクサス IS 3代目は前期・後期でフェイスを大きく変化させており、より精悍でダイナミックなデザインへと進化を遂げたと言えるでしょう。
優れたプロポーションはそのままに、時代に合わせて進化を続けるISの姿が窺えます。
レクサス IS250 旧型の走行性能と燃費
レクサス IS 旧型モデルの中で、最もポピュラーなのがIS250です。
2.5L V型6気筒エンジン「4GR-FSE」を搭載し、最高出力215PS、最大トルク26.5kg・mを発生。
スムーズな加速フィーリングと、上質な乗り心地が魅力のパワーユニットとなっています。
シャシーには、ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、マルチリンクリアサスペンションを採用。
アジャイルなハンドリングと快適な乗り心地を高次元でバランスさせています。
ステアリングにはVGRS(バリアブルギアレシオステアリング)を採用し、シチュエーションに合わせて最適なステアリングギア比を提供。
俊敏なレスポンスと正確なコントロール性を実現しています。
燃費は、10・15モード12.2km/L。
決して低燃費とは言えませんが、FR駆動の2.5Lエンジン搭載車としては妥当な数値と言えるでしょう。
ただ、都市部を中心に使うなら、燃料代の負担は少なくありません。
IS250のもう一つの特徴が、AWD(4WD)の設定です。
こちらは電子制御の4WDシステムを採用しており、路面状況に応じて最適なトルク配分を行います。
雪道などの滑りやすい環境では、大きな安心感を提供してくれるはずです。
このように、IS250は2.5Lエンジンならではの扱いやすさと、優れた走行性能を兼ね備えたスポーツセダンと言えます。
走りと燃費のバランスを絶妙にまとめ上げた、大人のためのプレミアムセダンと評することができるでしょう。
レクサス IS 2代目のデザインと装備の特徴
レクサス IS 2代目は、先代から大きく進化を遂げ、よりスポーティかつラグジュアリーなイメージを確立しました。
エクステリアデザインでは、レクサス共通のデザインテーマ「L-finesse」を採用。
流麗なボディラインと、引き締まったサイドビュー、大胆に絞り込まれたリアビューが特徴的です。
フロントグリルは台形状のスピンドルグリルを採用し、存在感のある表情を獲得。
ヘッドライトも先鋭的なデザインとし、より洗練された印象となりました。
インテリアには、高級車にふさわしい上質な素材と丁寧な作り込みが施されています。
インパネ周りは水平基調のレイアウトを採用し、ドライバーの操作性を重視。
メーターフードやセンターコンソールはドライバーを包み込むようなデザインで、スポーツドライビングの高揚感を演出しています。
シート表皮は、上級グレードの「バージョンL」ではセミアニリン本革を採用。
滑らかな質感と、ホールド性の高いフォルムが快適なドライビングをサポートします。
また、高級感を醸し出すバーズアイメープルの本木目パネルや、ディンプル加工を施した本革ステアリングが、上質な車内空間を演出。
装備面では、HDD方式のナビゲーションシステムを全車に標準装備。
マークレビンソン製プレミアムサウンドシステムも用意され、臨場感あふれるサウンドが車内を包み込みます。
レーダークルーズコントロールやプリクラッシュセーフティシステムなども設定され、高い利便性と安全性を確保しています。
このようにレクサス IS 2代目は、洗練されたデザインと充実の装備、上質な質感を兼ね備えた、プレミアムスポーツセダンとして高い評価を得ました。
単なる速さだけでなく、所有する喜びや満足感も提供する、大人のためのスポーツセダンと言えるでしょう。
歴代のレクサス ISの変遷と進化
レクサス ISは1999年の初代モデル登場から、20年以上にわたって進化を遂げてきました。
ここでは、その歴史を振り返ってみましょう。
初代モデル(1999-2005年)は、日本ではトヨタ アルテッツァの名で販売されました。
コンパクトなボディに、上質なクオリティを凝縮。
欧州スポーツセダンに挑戦する意欲作として注目を集めました。
2代目(2005-2013年)では、存在感のあるデザインへと進化。
スピンドルグリルの採用など、レクサスブランドのアイデンティティを確立しました。
世界的なヒットとなったこの2代目は、レクサスブランドの台頭を支えるモデルとなりました。
3代目前期(2013-2016年)では、さらにダイナミックなデザインを追求。
よりワイドでローなスタンスを実現し、スポーティさを前面に打ち出しました。
直噴ターボエンジンの搭載や、ハイブリッドモデルの設定など、パワートレインの拡充も図られています。
3代目後期(2016-現在)は、精悍なデザインへのマイナーチェンジが特徴的。
フロントマスクやヘッドライトのデザインを一新し、よりアグレッシブな表情を獲得しました。
走行性能の強化も図られ、2Lから3.5Lまでの幅広いラインナップを展開。
多様化するユーザーニーズに対応しています。
このように振り返ってみると、レクサス ISは時代とともに進化を遂げながらも、「品質の高いスポーティセダン」という本質を貫いてきたことがわかります。
現行モデルでも、その思想は脈々と受け継がれているのです。
レクサス ISの歴代モデルの型式一覧
最後に、レクサス ISのおもな歴代モデルの型式をまとめました。
各モデルの特徴をおさらいしてみましょう。
– 初代 IS(1999-2005年):GXE10型、JCE10型
– 2代目 IS(2005-2013年):GSE20型、GSE21型、GSE25型
– IS250:GSE20型、GSE25型(AWD)
– IS350:GSE21型
– IS F:USE20型(2007-2014年)
– IS C(コンバーチブル):GSE20型、GSE21型(2009-2015年)
– 3代目 IS 前期(2013-2016年):GSE30型、GSE31型、GSE35型、AVE30型
– IS200t:ASE30型(2015年~)
– IS250:GSE30型、GSE35型(AWD)
– IS300h:AVE30型
– IS350:GSE31型
– 3代目 IS 後期(2016年~現在):ASE30型、GSE31型、AVE30型、AVE35型
– IS300:ASE30型
– IS300h:AVE30型、AVE35型(AWD)
– IS350:GSE31型
以上、レクサス ISの歴史と、その魅力についてご紹介しました。
このように時代とともに進化を遂げてきたISは、これからも多くのファンを魅了し続けることでしょう。
スポーティな走りと、上質なクオリティを兼ね備えた唯一無二の存在として、レクサスブランドを代表するモデルであり続けるはずです。
まとめ:かっこいいレクサス IS 旧型について
- レクサス IS 旧型は、流麗なボディラインと低重心のスタンスが特徴的なかっこいいスポーツセダン
- 旧型ISは、スポーティなデザインと優れた走行性能、高い質感を兼ね備えている
- レクサス IS 旧型は、アフターパーツが豊富で、カスタムすることでよりスポーティな印象に仕上げることが可能
- ローダウンやエアロパーツの装着で、よりアグレッシブなスタイリングを実現できる
- 旧型ISは、燃費の悪さや後部座席の狭さ、タイヤの減りの早さ、価格の高さといった欠点も指摘されている
- IS350は、3.5L V6エンジンを搭載し、パワフルな走りが魅力
- 初代レクサス ISは、コンパクトなボディに、上質なクオリティを凝縮したモデル
- 2代目レクサス ISは、レクサスブランドのアイデンティティであるスピンドルグリルを採用
- 3代目レクサス ISは、前期と後期でフェイスリフトが行われ、より精悍でダイナミックなデザインに進化
- IS250は、2.5Lエンジンならではの扱いやすさと、優れた走行性能を兼ね備えている
- レクサス IS 2代目は、洗練されたデザインと充実の装備、上質な質感を兼ね備えている
- レクサス ISは、時代とともに進化を遂げながらも、「品質の高いスポーティセダン」という本質を貫いている