レクサスCTは、トヨタの高級車ブランド「レクサス」が展開するプレミアムコンパクトカーです。
2011年の登場以来、多くのユーザーに支持されてきましたが、一方で「見栄を張るための車」や「貧乏人の高級車」といった批判的な声も聞かれます。
果たして、レクサスCTに乗ってる人はどのような特徴があり、評価されているのでしょうか?
この記事では、レクサスCTに乗ってる人の実際の声を交えながら、「恥ずかしい」と感じる人がいる理由や、「10年落ち」の中古車を購入する際の注意点、「金持ち」が選ぶ理由などを徹底的に解説します。
また、「乗り心地改善」の方法や、「何年乗れる」のかといった実用的な情報も紹介。
レクサスCTを買って「後悔」した人の声や、「ひどい車」という評価の真相にも迫ります。
この記事を読めば、レクサスCTの実態と、乗ってる人の特徴が明らかになるでしょう。
購入を検討している方はもちろん、すでにオーナーの方にとっても参考になる情報が満載です。
ぜひ最後までお読みください。
- レクサスCTに乗ってる人の特徴と、車選びの理由が分かる
- レクサスCTの長所と短所、実際のオーナーの評価が理解できる
- 中古のレクサスCTを購入する際の注意点と長期使用の実態が把握できる
- レクサスCTに対する批判的な意見の真相と、車の実力が明らかになる
レクサスCT乗ってる人の特徴と評価
レクサスCTは、トヨタの高級車ブランド「レクサス」のエントリーモデルとして2011年に登場したプレミアムコンパクトカーです。
ハイブリッド専用車として開発され、低燃費と高級感を兼ね備えた車として人気を集めてきました。
一方で、レクサスCTに乗っている人の特徴や評価について、様々な意見があるのも事実です。
ここでは、レクサスCT乗ってる人の特徴と評価について、詳しく見ていきましょう。
レクサスCTは見栄を張るための車なのか
レクサスCTは、レクサスブランドのエントリーモデルであり、他のレクサス車と比べると比較的安価な価格設定となっています。
2022年10月に生産終了となるまで、新車価格は386.9万円~488.1万円でした。
このため、一部では「レクサスCTは見栄を張るための車」と言われることもあります。
確かに、レクサスのブランドイメージに惹かれ、無理してCTを購入する人がいることは否定できません。
レクサスのロゴや高級感のある内装に魅力を感じ、ステータスシンボルとして選ぶ人もいるでしょう。
実際に、SNSでは「レクサスに乗りたかったから」「周りに自慢したかったから」といった理由でCTを購入したという声も見られます。
しかし、すべてのレクサスCTオーナーが見栄を張るために購入しているわけではありません。
レクサスブランドの品質や信頼性を重視して選ぶ人も多くいます。
トヨタのハイブリッド技術を採用し、低燃費で環境性能に優れている点も魅力の一つです。
また、全長4,350mmのコンパクトなボディサイズは、都市部での運転や駐車に適しています。
2014年のマイナーチェンジでは、レクサス初のハイブリッド車「GS450h」譲りの先進安全機能や内外装のリファインを実施。
より安全で快適な車に進化しました。
これらの点から、実用性や機能性を重視してレクサスCTを選ぶ人も少なくないのです。
結論として、レクサスCTが見栄を張るための車だと一概に言えないでしょう。
オーナーの価値観や目的によって、購入理由は様々だと考えられます。
見栄だけでなく、品質や実用性を評価してCTを選ぶ人も多くいることを理解しておく必要があります。
レクサスCTは貧乏人が乗る高級車なのか
レクサスCTは、高級車ブランドであるレクサスの中では比較的安価なモデルです。
新車価格が400万円前後と、他のレクサス車と比べるとリーズナブルな設定となっています。
このため、「レクサスCTは貧乏人が乗る高級車」という評価を下す人もいるようです。
たしかに、レクサスのフラッグシップセダン「LS」の新車価格が1,000万円を超えることを考えると、CTの価格は手が届きやすい範囲といえるかもしれません。
また、ベースとなるプラットフォームがトヨタ「プリウス」と共通していることから、「安物のレクサス」「レクサスのエンブレムを付けたプリウス」などと揶揄されることもあります。
しかし、レクサスCTのオーナーを一律に「貧乏人」と決めつけるのは適切ではないでしょう。
確かに年収400万円以下の層がCTを選ぶケースは少なくありませんが、同時に年収1,000万円以上の高所得者層も一定数存在します。
むしろ、CTは富裕層が2台目や3台目の車として選ぶことも珍しくないのです。
また、CTの購入者の中には、長年レクサスを愛用してきたオーナーが多く含まれています。
大型のレクサス車から乗り換えてCTを選ぶシニア層や、若い頃からレクサス一筋で歩んできた熱烈なファンも少なくありません。
彼らにとって、CTはブランドへの信頼とこだわりの表れといえるでしょう。
貧富の差ではなく、環境性能の高さや燃費の良さ、都会的なデザインや機能性の高さなど、CTの本質的な魅力を評価して購入する人が多いのも事実です。
「レクサスCTは貧乏人が乗る高級車」というステレオタイプは、多様なオーナー像を捉えきれていないといえるでしょう。
レクサスCTに乗るのは恥ずかしいのか
レクサスCTは高級コンパクトカーながら、一部の人からは「恥ずかしい車」という評価を受けることがあります。
その理由としては、「レクサスの中では格下」「見栄を張るための車」といった見方があるようです。
実際に、インターネット上では「レクサスCTに乗ってるやつは恥ずかしい」「カッコつけが過ぎる」といった辛辣な意見も見受けられます。
レクサスのエントリーモデルであるが故に、ブランドにこだわる一部の人からは下に見られてしまう面があるのかもしれません。
また、CTはハイブリッド専用車であるため、「走りのレクサス」を求める人からは物足りなく感じられることも。
電気自動車が普及し始めた現在、ハイブリッド車は少し時代遅れのイメージを持たれがちです。
ガソリン車やEVに比べてパワー不足や走りの面白みに欠ける印象から、「恥ずかしい」と評されてしまうのかもしれません。
しかし、CTに乗ることが一概に恥ずかしいとは言えないでしょう。
むしろ、環境性能や燃費の良さ、上質な内装など、CTの魅力を理解して購入するオーナーも多くいます。
実用性を重視し、都市部での使い勝手の良さを評価する声も少なくありません。
他人からどう見られるかではなく、自分の価値観に合った車を選ぶことが何より大切です。
周囲の評価に惑わされず、堂々とCTに乗ることこそがオーナーとしての誇りといえるでしょう。
「恥ずかしい」というレッテルを貼られることもあるかもしれませんが、それ以上にCTの魅力を感じられるなら、胸を張って乗り続けるべきなのです。
10年落ちのレクサスCTは買いなのか
レクサスCTが誕生したのは2011年。
それから10年以上が経過し、中古車市場には10年落ち前後の車両が多数出回るようになりました。
果たして、10年落ちのレクサスCTは買いなのでしょうか?
10年落ちともなれば、当然ながら新車時の輝きは失われています。
内外装の劣化や傷、走行に伴う消耗部品の交換などは避けられません。
特に初期型のCTは、レクサス初のハイブリッド専用車として開発された経緯から、不具合や設計の甘さが指摘されるケースも。
エンジンやCVTの不調、オーディオ系統のトラブルなど、経年劣化に伴う修理は覚悟が必要かもしれません。
また、初期型CTのインテリアは現行モデルと比べるとやや古さを感じさせるもの。
液晶パネルや各種スイッチ類のデザインは10年前の雰囲気を色濃く残しており、最新の装備を求めるユーザーの期待には沿えないかもしれません。
加えて、初期型は先進安全機能の類が十分でなく、現代の交通事情に対応しきれない面も。
とはいえ、レクサスの高い基本性能と質実剛健さは10年落ちでも健在です。
きちんとメンテナンスを施されてきた個体なら、優れた走行性能を発揮してくれるはず。
レクサス伝統の静粛性の高いインテリアも、10年経った今なお上質な空間を提供してくれるでしょう。
何より、10年落ちともなれば価格は大幅に下がります。
新車価格400万円前後だったCTも、現在では100万円を切る価格帯で購入できるように。
お得感は非常に大きく、予算重視のユーザーにはうってつけの選択肢となり得ます。
ただし、悪質な価格設定や事故歴の隠蔽などには十分注意が必要です。
購入前の綿密なチェックと、信頼できる販売店選びが肝要となるでしょう。
とりわけハイブリッド車であるCTは、バッテリーの状態が車両の価値を大きく左右します。
しっかりと中身を見極めた上で、納得のいく1台を選びたいものです。
レクサスCTは金持ちが選ぶ車なのか
高級車ブランドとして知られるレクサスの車種の中でも、CTは比較的リーズナブルな価格設定が特徴です。
新車価格が400万円前後と、他のレクサス車と比べると手の届きやすい範囲といえるでしょう。
では、レクサスCTは金持ちが選ぶ車なのでしょうか?
確かに、レクサスCTのオーナーの中には高所得者層も一定数存在します。
都心部の高級住宅街で、大型のレクサスSUVと共にCTを所有しているケースも珍しくありません。
富裕層にとって、CTはセカンドカーや通勤用の足として選ばれることが少なくないのです。
また、トヨタの高級ブランドであるレクサスのロゴに惹かれ、ステータスシンボルとしてCTを購入する富裕層もいるようです。
高級志向が強く、ブランドへのこだわりを重視する彼らにとって、CTはまさに自分に相応しい1台といえるのかもしれません。
しかし、レクサスCTのオーナーを金持ちだけに限定するのは適切ではないでしょう。
実際には、年収500万円程度のサラリーマン層を中心に、幅広い所得層に支持されている車種なのです。
とりわけ、30代~40代の子育て世帯には人気が高いようです。
ハイブリッド車ならではの低燃費と、都市部での使い勝手の良さが、ファミリー層の支持を集めているのでしょう。
予算の範囲内で、できるだけ質の高い車が欲しいと考える彼らにとって、CTは最適解の1つといえます。
環境意識の高いユーザー層にも、CTは好まれているようです。
ハイブリッドシステムによる優れた燃費性能と、排出ガスの少なさが、エコカーを求める人々の支持を集めているのです。
必ずしも高所得者層とは限らない、環境にこだわる多くの人々がCTを選んでいるといえるでしょう。
つまり、レクサスCTは金持ちだけでなく、実に多様な層に支持されている車種なのです。
ブランドと価格だけでなく、実用性や環境性能など、様々な魅力が幅広いユーザーを惹きつけているのでしょう。
レクサスCTの乗り心地を改善する方法
レクサスCTは、高級コンパクトカーとして優れた質感や静粛性を誇る一方、乗り心地の硬さについて指摘されることがあります。
「路面の凹凸を拾いやすい」「長距離ドライブで疲れやすい」といった声も少なくないようです。
では、CTの乗り心地を改善するにはどのような方法があるのでしょうか。
乗り心地を大きく左右するのがタイヤです。
標準装備のランフラットタイヤは、パンクしても一定距離を走行できる利点がある反面、剛性が高くて硬い乗り心地になりがちです。
そこで、ノーマルタイヤに交換することで、乗り心地の改善が期待できるでしょう。
一般的に、サイドウォールが厚めのタイヤを選ぶと、クッション性が高まって衝撃を吸収してくれます。
静粛性重視なら、ミシュランの「プライマシー」シリーズがおすすめ。
また、ヨコハマの「ブルーアース」シリーズは、低燃費と乗り心地を高い次元で両立しています。
予算や好みに合わせて、最適なタイヤをチョイスしてみましょう。
サスペンションの交換も、乗り心地を改善する有効な手段です。
純正のショックアブソーバーよりも、減衰力を適切に調整できるアフターパーツを選ぶことで、路面の凹凸をスムーズに吸収してくれるでしょう。
KYBの「ローファースポーツ」シリーズは、乗り心地と操縦安定性のバランスに定評があります。
また、カヤバの「エクセルG」シリーズは、純正品番との互換性が高く、コストパフォーマンスに優れています。
ブッシュやマウントなどの足回り部品を、ポリウレタン製のものに交換するのも効果的です。
標準のゴム製部品よりも剛性が高く、ロードノイズや振動を削減してくれるでしょう。
ただし、乗り心地が硬くなりすぎないよう、適度な硬さのものを選ぶ必要があります。
シートも重要な要素の1つです。
長距離ドライブでの疲労を軽減するには、体圧分散に優れたシートがおすすめ。
レカロやブリッド、オートエクゼなどの有名ブランドから、様々なタイプのシートが発売されています。
自分の体型や好みに合わせて、最適な1脚を選びたいものです。
そのほか、車高調の装着によってバネレートを最適化したり、ピロボールアッパーマウントで操縦性を向上させたりと、様々なカスタマイズが可能です。
ただし、あくまで乗り心地と操縦性のバランスが大切。
自分のドライビングスタイルに合わせて、ベストなセッティングを探っていくことが肝要でしょう。
レクサスCT乗ってる人の実際の声
レクサスCTは2011年の登場以来、多くのユーザーに支持されてきた高級コンパクトカーです。
一方で、「見栄っ張りの車」「貧乏人の高級車」など、ネガティブな評価を下されることもあるようです。
果たして、実際にCTに乗っている人は、どのような感想を抱いているのでしょうか。
ここでは、レクサスCT乗ってる人の生の声を紹介していきます。
中古のレクサスCT購入時の注意点
レクサスCTの中古車は、新車から時間が経過した分だけ、様々なリスクが潜んでいます。
事故歴や修復歴、不具合の有無など、気をつけるべきポイントは少なくありません。
まず大切なのが、信頼できる販売店選びです。
レクサス専門店や大手の中古車販売店なら、ある程度の品質は保証されているでしょう。
一方、個人売買や小規模な販売店は、アフターフォローが不十分だったり、契約トラブルに巻き込まれたりする恐れがあります。
販売店の評判や実績をしっかりと確認しておきたいものです。
価格の安さに釣られるのも禁物です。
相場から大幅に安い車両は、事故歴や修復歴が隠されている可能性が高いのです。
逆に、過去の整備記録がしっかりしていて、乗り心地の良い車両は、多少高くても購入する価値があるでしょう。
とりわけハイブリッド車であるCTは、バッテリーの状態が車両の価値を大きく左右します。
10年以上経過したモデルともなれば、バッテリー劣化による駆動力の低下は避けられません。
残存容量を確認するとともに、交換時期や費用も見積もっておく必要があります。
走行距離の多さにも注意が必要です。
10万km以上走行した車両は、エンジンやCVTの寿命が心配になるところ。
とはいえ、定期的なメンテナンスが行われていれば、20万km超えでも問題なく走れるケースは少なくありません。
1台1台の状態を丁寧にチェックすることが肝心です。
そのほか、初期型の不具合情報を確認したり、保証の有無を見極めたりと、入念な下調べは欠かせません。
中古のレクサスCTを選ぶ際は、目先の価格だけでなく、長期的な視点を持つことが大切だといえるでしょう。
レクサスCTは何年くらい乗れるのか
レクサスCTの最大の魅力は、レクサスブランドならではの高い耐久性と信頼性にあります。
丁寧に扱えば10年以上乗り続けることも夢ではなく、20年オーバーの長寿命も見込めるでしょう。
実際に、初期型のCTが誕生してから10年以上が経過した現在でも、大きなトラブルもなく現役で活躍している個体は数多く存在します。
レクサス車に共通する、高い品質管理と優れた製造技術の賜物といえるでしょう。
とはいえ、長く乗るためには適切なメンテナンスが不可欠です。
消耗品の定期交換はもちろん、エンジンオイルや各種フィルターの交換、ブレーキフルードの点検など、こまめなケアを心がける必要があります。
10年目の節目には、タイミングベルトやウォーターポンプ、サスペンションなどの交換も視野に入れたいところ。
パワーウィンドウのレギュレーターやドアのストライカー、ヘッドライトの曇りなども、長期間の使用で不具合が出やすいポイントです。
ハイブリッド車であるCTは、高電圧バッテリーのコンディションも重要です。
10年or15万km程度での交換が一般的とされますが、使用環境によってはそれ以上もつケースも。
定期的な点検を欠かさず、バッテリー劣化の兆候を見逃さないようにしたいものです。
中古車の場合は、購入時の車両状態がその後の寿命を大きく左右します。
事故歴や修復歴がなく、メンテナンス記録がしっかりしている個体を選ぶことが大切。
初期不良の対応もきちんとなされているかを確認しておきたいところです。
レクサスCTは、手間をかければかけただけ、長く付き合える相棒になってくれるでしょう。
10年、20年と乗り続けられるかどうかは、ひとえにオーナー次第。
愛情を持って接していけば、きっと長い間、ドライビングを楽しめるはずです。
レクサスCTを買って後悔した人の声
レクサスCTは、高級コンパクトカーとして優れた資質を備えている一方、満足のいかない部分もあるようです。
オーナーの中には、購入後に後悔したという声も少なくありません。
最も多いのが、パワー不足を嘆く声です。
レクサスCTのパワートレインは、1.8Lエンジンとモーターのハイブリッドシステムを採用。
システム全体の最高出力は136psで、同クラスのガソリン車と比べるとややパワー不足が否めません。
「追い越し加速に物足りなさを感じる」「高速道路で力不足を感じる」といった意見が目立ちます。
また、レクサスブランドのイメージと実際の装備内容とのギャップを指摘する声も。
本革シートやサンルーフ、純正ナビゲーションなどが標準装備でないことに不満を抱くユーザーは少なくありません。
あくまでもレクサスのエントリーモデルである点を考慮する必要があるでしょう。
レクサスCTが誇る上質な乗り心地にも、賛否両論があるようです。
「フワフワしすぎていて、車体が揺れる」「長距離運転で疲れやすい」など、欧州車のようなキビキビとした走りを好むユーザーからは不満の声が。
単なる好みの問題といえますが、試乗なしで購入を決めたことを悔やむケースも散見されます。
燃費の悪さを嘆くオーナーもいます。
カタログ値では、JC08モード燃費が34.4km/Lとなっていますが、実燃費は20km/L程度にとどまるとの報告が多数。
重たいハイブリッドシステムを搭載している関係で、車重が1,500kg近いことが影響しているのかもしれません。
さらに、故障やトラブルに悩まされるケースも少なくないようです。
初期型のインバーター不具合や、駆動用バッテリーの異常などが報告されており、「レクサスブランドの信頼性を過信していた」と落胆する声も。
ディーラー対応の悪さを嘆くユーザーもいるようです。
レクサスCTはハイブリッド専用車として開発された特殊な1台。
自分に合うかどうかは、事前の入念な下調べと試乗が欠かせないでしょう。
「買ってから後悔した」と言わないためにも、じっくりと吟味してから購入を決めたいものです。
「レクサスCTはひどい車」という評価の真相
レクサスCTは、高級コンパクトカーとして一定の評価を得ている一方、「ひどい車」「がっかりな1台」といったネガティブな声も根強いようです。
果たしてレクサスCTは本当に酷評されるべき車なのでしょうか。
ここでは「レクサスCTはひどい車」という評価の真相に迫ってみます。
まず、レクサスCTが「ひどい」と評される理由の1つが、パワー不足の問題です。
1.8Lエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムは、力強い加速力を求めるユーザーの期待には応えきれないようです。
特に高速道路での追い越しや、急な坂道の登坂時には、非力さが露呈するとの声が。
また、内装の質感についても、レクサスブランドのイメージからすると物足りないと指摘されることがあります。
とりわけ初期型は、プラスチック感の強いセンターコンソールや、安っぽいスイッチ類が目立つとか。
価格なりの装備と割り切るにはハードルが高いようです。
ハイブリッドシステムゆえの不満も多いようです。
モーター出力が弱いと感じるユーザーは少なくなく、「ハイブリッドのメリットを感じない」との厳しい声も。
エアコンを効かせると、バッテリー残量が一気に減ってしまうのも不評を買っているようです。
足回りの硬さに不満を感じるオーナーも一定数存在します。
「高級車のはずなのに乗り心地がガタガタ」「段差の衝撃がダイレクトに伝わってくる」など、上質なクッション性を求める人にとってはネガティブな印象を抱かざるを得ないでしょう。
さらに、ディーラー対応の悪さも、「ひどい車」と評される要因の1つです。
初期不良やリコール対象車の修理に時間がかかったり、クレームに真摯に対応してもらえなかったりと、アフターサービスの質にがっかりしたユーザーは少なくないのです。
ただ、こうした評価の背景には、レクサスブランドへの過度な期待があるのも事実でしょう。
「レクサス=高級車」というイメージが強すぎるあまり、些細な不満も大きく感じてしまうのかもしれません。
レクサスCTは、あくまでもコンパクトカーであり、エントリーモデルでもあります。
ブランドへの幻想を捨て、クルマの実力を冷静に見極める必要があるでしょう。
長所と短所をよく理解した上で購入すれば、きっと「ひどい車」なんて言わずに済むはずです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
まとめ:レクサスCTオーナーの実態と評価について
- レクサスCTは高級感と低燃費を兼ね備えたプレミアムコンパクトカー
- 見栄や周囲への自慢のために購入する人がいる一方で実用性重視の層も多い
- 年収や所得に関わらず幅広い層に支持されている
- 環境性能や燃費の良さ、都会的なデザインが評価されている
- パワー不足や内装の質感に不満を感じるオーナーも存在する
- 10年落ちの中古車でも高い基本性能と質感を保持している
- 中古車購入時はバッテリー状態や整備記録の確認が重要
- 適切なメンテナンスで10年以上の長期使用が可能
- タイヤやサスペンションの交換で乗り心地改善が可能
- レクサスブランドへの過度な期待が批判的評価につながることもある
- 実際のオーナーの評価は賛否両論だが長所短所を理解して購入すべき
- レクサスCTに乗ってる人の特徴は多様で一概に判断できない